曼谷通信                                                

曼谷店主がマターリと綴る近況報告です。
怪しい話題満載!


【更新状況】
3/25:店主挨拶 3/29:クーデター 4/7:タイで病気 4/11:無題 4/24:無題 5/8:コピー天国 5/22:バンコク ゲストハウス情報 5/30:「子供が乗っています」 6/6:おすすめガイド本 6/8:旅に出る目的 6/13:マイペンライ 6/21:納涼タイランド 7/14:わくわく動物タイランド 7/26:幻のタイマッサージ  8/22:モノをつくる 9/06:タイの懲りない面々 9/27:納涼タイランドふたたび 10/18:タイライダー 11/01:タイ人に間違えられる 12/13:一年を振り返る 1/24:タイ人に間違えられるリターンズ+おまけ 2/07:幸せな店 2/14:「まろやかタイ読本」 4/06:「曼谷帰去来」 5/18:「禁断症状」 6/24:「タイで働く」 7/30:「クルンテープで会いましょう」 9/04「タイで働く その後」 12/14「ソイ・ミュージック・フェスティバル」 12/21「一年を振り返る2004」 4/26「曼谷雑貨店赤坂移転一周年」

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2005.04.26
曼谷雑貨店赤坂移転一周年


ほとんど4ヶ月ぶりの曼谷通信アップです。
先日開催された移転一周年記念のフリマイベントとパーティーの際に、ご来場のお客様にお配りしたご挨拶の抜粋です。WEB上でのご挨拶に代えさせていただきますm(_ _)m

店主挨拶

本日はお忙しいところ曼谷雑貨店1周年記念パーティーにご参加いただきありがとうございます。

1周年といっても正確には大名のマンションの一室で始めた時代を含めますと、二周年ということになります。2年前の曼谷通信には「新入荷!タックローのボール!!」なんて書いてあって自分で見ていて笑ってしまいました。
開店当時はスカスカだった店内にもいろんなアイテムが増えていき、今では曼谷オリジナル服ができるくらいになりました。
開店当時から扱っているネパールのミッタラーに加えてチェンマイのキッチャカンさんの手作りコットンブラウス、日本人平田さんのデザインする「鈴蘭ブランド」のゆったりしたジョムトンの服、ネパールの中心地タメルに拠点を置くインターナショナルな服飾メーカー、「トランストリップ」のユニークなデザインの服、そして当店オリジナルなど、服もあらゆる世代に対応できる品揃えになってきました。
アクセサリーは、タイのアクセサリー作家、ニーちゃんチャチャイくんのものを中心としてカレンシルバーなどを使った高級感あるものをお手ごろ価格でお求めいただけます。
他店ではみられないユニークで、しかもどこかアジアの風を感じることができるもの、普段使いのエスニック、をみなさまにご紹介できればと日々がんばっております。
今回、新入荷のアイテムがみなさまをお待ちしています。よろしければ曼谷雑貨店の成長を店内でご覧いただき、ご購入いただければ幸いと感じております。

本日はお忙しいところありがとうございました。

曼谷雑貨店 


2004.12.21
一年を振り返る2004


早いもので2004年も残すところあと10日ほどになりました。
今年の3月27日に移転してから約9ヶ月、おかげさまで新店舗もどうにか軌道に乗ってきました。
旧大名店の3倍の広さ。新しく始めた飲食業。新しいスタッフ。今まで出来なかった各種のイベント。そして、新しいお客様。それら未知の経験を試行錯誤しながら、次第に形を成して行った一年だったと言えます。そして、ようやく新曼谷雑貨店のスタイルというものが見えてきたんじゃないかなと思ってます。
その一年を一言で表すとすれば、やはり「出会い」だと思います。
ほぼ毎日、お店に立っていると、それだけでたくさんの方に出会うことが出来ます。そうして出会った方達と新しい何かが始まっていきます。旧大名店時代からの常連さんでも、新しいお店で迎えると新しい出会いになるような気がします。
お店という空間は「人」がいなければ、単なる器に過ぎません。極論すれば、お店は舞台で、そこを訪れるすべての「人」が主役なのだと言えるでしょう。役者が揃ってはじめてドラマが幕を開けるのです。
新店舗に移ってからの顧客名簿の番号が先頃800を越えました。(何かしらご購入されて、曼谷カードの会員になったお客様だけの数字です。もちろんこれにはただ単に来店されただけのお客様やカード登録されなかったお客様は含みません。)つまり、少なくとも800人もの方との「新たな出会い」があったことになります。さらに、この曼谷ドットコムというネットを通じての出会いも忘れてはいけません。
曼谷はこの「出会い」こそを大切にしていくべきだと考えます。出会ってそこから始まる、800を越すそれぞれのドラマをしっかりとお店という舞台に焼き付けていくべきだと考えています。
来年はさらに多くの「出会い」があるでしょう。さらにたくさんのドラマが始まるでしょう。そしてそれこそが曼谷雑貨店の大切な財産だと思っています。

今年一年ありがとうございました。2005年も皆様と当店にとっていい年でありますように。
Merry X'mas and Happy new year


2004.12.14
ソイ・ミュージック・フェスティバル


めちゃくちゃ久しぶりの「曼谷通信」アップデートです。3ヶ月も放っておいてごめんちゃい。
さて、3ヶ月ぶりに「曼谷通信」をアップしようと思ったわけですが、先頃行われた日タイ合同イベント、「ソイ・ミュージック・フェスティバル」のことを知ったからでした。
音楽大好き(しかもインディーズ系、スモールレーベル系に目がない)の店主としては、これはぜひこのサイトをご覧の皆様にもお伝えしなければ!と思った次第です。

「ソイ・ミュージック・フェスティバル」の「ソイ」とは、タイを旅行した方ならピンと来るはず。タイ語で「路地」とか「小道」を表す「SOI」のことです。タイのエクストリームなバンドと、世界へ飛び出した日本のミュージシャンの草の根レベルのコラボイベント。しかもバンコクと東京でそれぞれに行われたこの熱いイベントを「ソイ」と呼ぶなんて、サブカルの王道を行ってると思いませんか。まさに「ストリートミュージック」を地でいくご機嫌さです。
日本の音楽はタイの人々の間で大人気。そして日本でもタイのポップカルチャーシーンがにわかに注目を集めてきました。だったら、一緒にパーティーをしない理由なんてない!ということで、ソイミュージックは東京恵比寿みるくで開催された"SOI Music 2003 from BKK, Modern Dog Live"として2003年に始まりました。
カッティングエッジ系(日本では「渋谷系」)とも呼ばれるこれら日タイのミュージック・シーンは、メジャーミュージックシーンとは一線を画していて、日本の大手レーベルとかタイのグラミーなどがリリースしない(できない)、けれどCOOLなサウンドが特徴です。
その活動の中心はやはり「クラブ」です。DJやVJがフューチャーし、ミュージシャンが独自のグルーブで盛り上げる「あの」クラブのノリが日本のみならず、タイでも最先端を行っているわけです。その証拠にこのイベント、バンコクでの会場となったのは、RCAプラザ内のミニシアター、ホテルメトロポリタン内の「クラブMET」、そして、バンコクのクラブの草分け「HOUSE」です。(ちなみに日本側の会場は、西麻布の「スーパーデラックス」と青山の「CAY」)
店主の知人は、東京のイベントに参加したそうなんですが、そりゃあもう大盛り上がりだったそうで、バンコクのイベントにも参加すべきだったと悔やむことしきりでした。

参加バンド・ユニット・ミュージシャン
【タイ】
デス・オブ・セールスマン
モダン・ドッグ
サリヴァ・バスターズ
ラオンフォン
CRUB
【日本】
コーネリアス
スパンク・ハッピー
ZAKUYUMIKO
バッファロー・ドーター
【日泰コラボ&etc】
フトン
ウィット
ショーン・レノン

…というそうそうたるバンドやユニットが、タイや日本の最先端ミュージックを惜しげもなく繰り広げた熱い熱いイベントなのでした。
曼谷でもいつかこんなイベントやりたいものです。
最後に「ソイ・ミュージック・フェスティバル」事務局からの紹介文を掲載します。
このイベントは知られざるタイのポップカルチャーを日本に紹介してゆく貴重な機会であると共に、タイと日本の気鋭ミュージシャンの交流を通じて、「新しい」アジアからの文化創造の苗床を造ってゆく試みです。 このイベントの交流や経験を通じて、新しいアイディア、技術、ネットワークなどが生まれることを期待します。タイ・日本のアーティストが相互理解を深め影響していくことで継続的な文化交流につながれば幸いです。

(Special Thanks Ms.MIYUKI)


2004.09.04
「タイで働く その後」〜曼谷卒業生旅立つ〜


6月24日付の「タイで働く」でちょっとふれた、タイに職を求めて就職活動に旅立った女性が、先頃めでたく就職先が決定し、来月いよいよ渡タイし、バンコクで働きながら暮らすことになりました。
彼女は曼谷雑貨店主催のタイ語講座の受講生でもある、福岡在住のフリーライターです(本人の強い希望で年齢は伏せておきます。いちおう独身 笑)。就職先も日本人向けの情報誌編集部ですし、才能を活かした職だと言えるでしょう。
彼女自身、日本を飛び出して異国に身を置くという展開に、望んでいたとは言えいろいろと葛藤もあったようです。結論から言うと、そうした葛藤を振り切り、タイで働きながら暮らすことに決めたわけですが、すべての葛藤、社会的個人的なしがらみが全て消え去ったわけではないようです。むしろこの女性に限らず、多少なりともこういうものを引きずりながら、日本を後にする人がほとんどではないでしょうか。
ここに一通のメールがあります。
件の女性が、後に続きたいと願っている別の女性向けに宛てたメールです。内容を少しアレンジして掲載したいと思います。

私の体験が多少なりとも参考になるのであれば、と思い、
店主どのにこのメールの転送をお願いしました。

貴女がバッチリ20代でいらっしゃるなら、
いろんな手段を講じて、現地企業や
タイに駐在できる日系企業に
アプリケーションレターを出しまくってみては、いかがでしょう?
採用情報は、インターネットや「BANGKOK TIMES」に
けっこう載っていると思います。
私も今回、受けたところは、ネットで募集情報をキャッチしました。
  
ある程度ちゃんとしたところで働きたいのであれば。
おそらく企業は、「タイで働きたい」という思いは
受験者みんなの共通認識として捉えていて、
受験者に求めるのは、「ここで何をしたいのか」、
つまり「会社に何を貢献してくれるのか」を重視してくると思います。
それは今回、私の面接でもそうでした。
辛辣な話ですが、「タイが大好き!」というのは、聞き飽きているそうです。
「好き」なら、どう好きなのかを共感させるくらい説明してほしいそうです。
 
なぜ現地人ではなくて、日本人を採用するか。というと、
日本人的ビジネス感覚がほしいから。とも言われました。
 
「一生タイに住みます!」と宣言されるより、
「いつまで住むかわからないけど、これをやります!」と言う人を
信用するとも言ってました。
 
あ、でも。
タイ人の会社であれば、上記の話は
当てはまらないかもしれません。私が受けたのは
日本人7人、タイ人20人の会社で、雇用者は日本人です。
 
とはいえ。
あまりいろいろ考えず、理屈抜きに突っ走って、
どっかにもぐりこむほうがいいかもしれません。
20代であれば、身をもって経験して、
ステップアップしていけると思います。
だから。
給料のこととか、労働条件で思うこともいっぱいありますが、
それは、まぁいいでしょう。
 
なーーーーんか、とりとめのない話で、すみません。
まとめて言っちゃうと、私の場合、求められたのは
これまでの経験+即戦力+社会的社交性+タイへの適応能力
でした。これだけのことに応えて、給与に響かせないといけない。
ちょっときつーーーぅ!と思ったりもしますが、ヘンな力を入れず、
これまでどおりでやってみます。
20代だと、<やる気+素質>があれば、
チャンスはあるのではないでしょうか?
 
行く、と決めた今や。
混沌としたバンコクの街が「どれ、やってみぃ」と言ってるような気さえしています。
ちなみに。
私は、その「混沌」に惹かれているのです。
 
貴女がタイで働くことになったら、祝杯あげましょー!
お互いパヤヤーン!ですねっ! 


間もなく彼女はタイへ旅立ちます。曼谷タイ語講座は途中ですが、卒業です。
盛大な送別会にされると、「テヘヘ、帰ってきちゃった」と頭かきかき帰ってこれなくなるから、勘弁してよと言ってます(笑)。
盛大に送り出してやるから、おめおめ逃げ帰ってきたら承知しねーぞ(笑)。がんばれ、ピーちゃん!

2004.07.30
「クルンテープで会いましょう」


間もなく店主は数知れず渡ったタイにまた出かけます。
もちろん、曼谷雑貨店の仕入れ旅ですが、今回は久しぶりに仕入部長店主嫁とタイデビューのスタッフ、ユカちゃんと同行です。
さらに今回の仕入れ旅行は今までとはちょっと違って、「待ち合わせ」の旅行でもあります。
まず先にネパール入りしている嫁とバンコクにて合流。そのほか、タイ在住のS井さんと飯喰って、タイ語講座のメンバーUさんとも待ち合わせ。チェンマイでジンやキッチャカンと仕事したあと、再びバンコクでタイ語講座メンバーMちゃんと落ち合います。
なんでこんなにみんなタイに行くんだ?って思ったら、お盆だったんですね。今までは、チケットの安い時期を狙って多客期を避けていたのですが、今回は店を閉めていく関係上、思い切ってお店が暇なお盆を選びました。
身の回りの人でさえこんなに渡タイするわけですから、この時期のタイはさぞや日本人で溢れていることでしょう。楽しみな反面、日本人旅行客の嫌な面も見なきゃいけないかと思うと少し鬱です。
仕事で行くタイと遊びで行くタイは、自ずと表情を変えます。遊びの時はタイ人のマイペンライなおおらかさが、仕事の時はいい加減さに見えてきますし、絶えず仕入れのことを考え、心底羽を伸ばせません。周りの日本人がバカンスで浮かれているときにスケジュール表とインボイス片手に眉間に皺を寄せてなきゃならないのもちょっとイヤです(笑)。
でも、そうした中、見知った顔に異国で出会うとほっとしますよね。今回はそう言う面で、約束している人々に出会えるのを楽しみにしています。いつものあの人が、タイではどういう表情を見せるのか?密かに楽しみにしています。
ちょびっとカッコつけてこう言いたいです。
「クルンテープで会いましょう」

曼谷雑貨店夏の仕入れ旅は8/10(火)〜8/17(火)です。勝手ながらこの間、店舗はお休みさせていただきます。ご了承ください。


2004.06.24
「タイで働く」


アジアのみならず、世界中どこに行っても日本人の姿を見かけます。旅行客はもちろんですが、現地で働いている方もたくさんいらっしゃいますね。東南アジアの主要国タイにももちろんたくさんの日本人が働いて生活しています。
タイに何度も旅していると、そういった日本人の方と知り合う機会が多くなります。
店主の独断と偏見もかなり入っているでしょうけど、「タイに住んでいる日本人」よりも「タイに旅行する日本人」の方が、かえってタイのことに詳しかったりします。これは観光地に住む人より、旅行客の方が詳しいのと同じですね。かくいう店主も、長崎生まれの長崎育ちながら、グラバー園なんてついこの間初めて行ったくらいです。
曼谷雑貨店で開講しているタイ語講座の受講生の方にも、「タイで働く」ことを目標に通って来る方も何人かいらっしゃいます。ぶっちゃけた話、タイで働くことは楽ではないと思います。いくら物価が安いと言っても、まず所得の差が歴然としています(大手商社の駐在員さんのように日本円で給料もらっているパターンは除きます)。それから求人状況も芳しくないようです。意外と家賃も高いです。
それらを分かった上でもなおタイで働きたいと思う理由はなんでしょう。やはり、ほとんどの人がタイという国に魅せられているからじゃないでしょうか。会社の命令で否応なしに赴任している場合を除いて、「タイで働きたい」と思う人はタイという国が好きなんでしょう。
タイで職を求めているある女性が言いました。「収入が減っても、生活レベルが落ちてもいい。アメリカでもイギリスでもましてや日本でもなく、あのタイの空の下で働きながら暮らしたい。」
間もなく彼女は就職活動のために渡タイします。結果はどうあれ、その行動力に店主は刮目します。こうなったら女性の方が強いですね。スコーンと軽やかに国境を飛び越えていく行動力は女性の方が強いような気がします。(駐在員の奥様連を除外した)在タイの日本人女性もみなさんたくましく、しなやかな「強さ」を持っていると感じます。
どんどん世界に出て行ってください。曼谷雑貨店もできるだけの協力を惜しみません。

※より実用的な情報をお求めの方はコチラなど覗いてみてください


2004.05.18
「禁断症状」


旅にも禁断症状があります。
特にたくさん旅をされた方、一つの国が気に入って何度もそこを訪れた方などは、この症状に陥りやすいようです。「もう1年以上海外に行ってない〜」とか「半年タイに行かないと日常生活ができない〜」などと嘆く方が、曼谷にもよくいらっしゃいます。
旅行好きの方は特にこの傾向が強く、冗談抜きに日常生活に支障を来す方もいるようです。そう言う方はウチのような店に来られて、しばしの心の飢えをしのぐようですが、そこはそれ、本物にはかないません。禁煙をしている方がパイポ銜えてイライラを紛らすようなものですね(笑)。
かくいう店主も、そろそろこの禁断症状が出て参りました。今年の1月にタイに行って以来、パスポートを使ってません。実はあと1週間もしないうちに曼谷雑貨店は新店舗に移ってから早くも2回目の仕入れ旅行を計画してます。前回(4月末)は嫁が行きました。今回も…嫁です(泣)。曼谷嫁は今年に入って、2月、4月、そして5月と3回目です。そりゃあ、仕入れ部長は嫁ですよ。でもそろそろ店主も行きたいんですよ。
……いかん、愚痴ってしまった。これが禁断症状ですね(笑)。日常とかけ離れた「旅」に出るために、日常をがんばる。その日を指折り数えて…。嫁に言わせれば、「仕事だ!」となるんでしょうし、それはこちらもよく分かってるつもりです。遊びで行く旅行と仕事で行くそれは全く違うものだということも身に沁みてわかっております。
それでも行きたいんですよ(笑)。お酒を断った人が、接待でもいいから飲みに行きたい症状とでも言いましょうか。
禁断症状の出始めた方!幻が見え始めた方!旅行雑誌を見てはため息をついてる方!店主と一緒にがんばりましょう!その日を夢見て(笑)。

曼谷雑貨店仕入れ旅は5月25日〜6月1日。6月には新入荷商品がお目見えで〜す(笑)


2004.04.06
「曼谷帰去来」

ひさかたぶりの曼谷通信更新です。
ご承知のように、ついにというかとうとうというか、新店舗を作って移転してしまいました。
一年前に大名店を開いたときから、漠然と「こういう店にしたいな」という夢があったんですが、その夢を実現させるには、大名店はあまりにも狭すぎましたし、立地にも問題がありました。
おかげさまで固定客も増えはじめた去年の夏頃から、漠然としていたその夢を真剣に形にしていく作業が始まりました。そこにはやはり、多くのお客様の「声」がありました。
「カフェを併設して欲しい」「ちゃんとしたタイフードが食べたい」「いろんなおもしろいイベントに参加したい」「夜はお酒が飲みたいなあ」…こうした声を集めていくと、やっぱり新しくお店を作るしかないなあという考えに至りました。
具体的に形にする作業がはじまってからも、実にたくさんのお客様に支えて頂きました。直接、いろんな作業を請け負ってくれる方々、参考になる意見を寄せてくれる方々、そして励ましや応援を寄せてくださる方々。
そうしたすべてのお客様のおかげをもって、2004年3月27日、曼谷雑貨店は新店舗という新しい器を手に入れることが出来ました。
同時に3月というシーズンは別れの季節でもあります。卒業、結婚、人事異動などに伴い、住み慣れた福岡を離れることになったお客様も少なからずいらっしゃいます。大名店によく通ってくれた常連さんが急にご来店いただけなくなり、どうしたのかなと思っていると、引っ越していたということもありました。そうした方々は、新曼谷の完成を見ることなしに新しい土地に移って行かれました。
そして時は4月。曼谷雑貨店にも新しいスタッフが増え、新しいお客様もたくさんおいでいただくようになりました。しみじみと「帰去来」という言葉が浮かんできます。
去っていったお客様、新しくやってくるお客様、そして帰ってくるお客様。曼谷雑貨店の2年目は、前年にも増して人と人との出会いの場になればいいなあと思います。



2004.02.14
「まろやかタイ読本」


「おすすめガイド本」ででもご紹介した「メイドインタイランド」の管理人さん皿井タレー氏「さわやかタイ読本」の続編が2月25日太田出版より発売になります。
先日皿井さんとバンコクでお会いしたときに聞いた話から、「続さわやか〜」か「さわタイ2」ってタイトルかなあと勝手に想像していたのですが、予想のはるか斜め上を行かれてしまいました。「まろやかタイ読本」だそうです(笑)。
さて、この「まろタイ」ですが、店主もちょびっとだけ寄稿させていただいてます。内容は・・・見てのお楽しみです(笑)。店主など足下にも及ばないスーパータイランドウォッチャーの皿井さんの書いたものに、ほんのちょっとおじゃまするだけでも冷や汗ものなんですが、店主の得意分野でなんとかお手伝いしてるようなものです。
これこれ、「わかった。エッチ関係だ!」と手を叩いてるそこの女子、違いますよ。そっち関係では店主より皿(以下略)。・・・まあ、なにはともあれ、ぜひぜひご一読をお願いしたいと思う今日この頃でございます。立ち読みなんかじゃなく、できれば購読していただけると、おじさまふたり(実は同学年)非常に喜ばしい限りでございます。


2004.02.07
幸せな店


曼谷新店舗移転計画がいよいよ佳境に入ってきました。
昨年末ここに記した「一年を振り返る」でもふれたんですが、曼谷雑貨店、実にたくさんの方に支えられています。ありがたいことです。と、同時にたくさんの方のご協力で、新曼谷が形になっていく様子を特等席で眺められる嬉しさも感じています。
新店舗にはほんとうにたくさんの「お客様」が協力してくれてます。設計施工、チラシ・ポスター、看板・店内の絵、ドリンクのレシピ、アジアンスイーツのレシピ、食材の仕入れ、機材の調達、イベントの運営、etc すべて、曼谷に通ってくれるお客さんが、儲け度外視で引き受けてくれています。最初はお客さんとしてお店にいらっしゃった方ばかりです。みなさん新曼谷ができるのを楽しみにしていただいて、なおかつその作業に加われることが嬉しいと言ってくださいます。さらに、福岡から遠く離れたところに住む曼谷雑貨店ドットコムの常連さん達はメールを通して、様々なアイディアや情報を寄せてくれます。
2003年3月にオープンした現在の曼谷は、店主と嫁のふたりっきりで準備して作ったけど、新店舗は曼谷に関わるたくさんの人の協力で出来てきつつあります。
いろんな方の「くつろげるお店」「楽しいお店」「おしゃれなお店」「かわいいお店」「おいしいお店」「怪しいお店?」といった思いがどんどん集まってきて、形になってきて、ひとつの新しい空間を作り出そうとしている。見ていてゾクゾクします。その「ゾクゾク」「ワクワク」に変えて、お客様にお返ししていけたらと思います。
曼谷はほんとうに幸せな店だと感じています。だからこそ、あらためてすべてのお客様にお礼を申し上げたいと思います。「ありがとうございます!」

新店舗についての概要。場所だとか、どんな店だとか、オープン日だとか、移転前後のイベントだとか、お問い合わせも多いんですが、もうしばらくお待ちください。もうまもなく、発表できると思います。ビックリするようなイベントをたくさん用意しています。お楽しみに!


2004.01.24
タイ人に間違えられるリターンズ


遅くなりましたが、久しぶりの曼谷通信アップです。あ、あけましておめでとうございます(笑)
さて、先週店主はバンコクに行って来ました。またまた強烈にタイ人に間違えられました。ご報告します。

○時計屋の店番
馴染みの時計屋に仕入れに行ったときのことです。店の親父がちょっとヤボ用で店を空けるというので、ひとりで帰りを待ってました。時計のショーケースにほおづえついて、道行く人を眺めていたら、来るわ来るわ、20分くらいの間に5人ものお客がやってきました。
最初はタイ人のおっさんです。「ニーアライ?」(これはなに?)と聞いてきたので、しょうがなく「ナーリカー」(時計)と答えたら、ふーんと言う感じでしばらく眺めて去っていきました。タイ人ではない、とは気づいてなかったみたいです。
次に来たのはファラン(西洋人)の男二人連れです。しばらく見ていましたが、英語で「ロンジンはないのか?」と聞いてきました。ショーケースの中を見てもロンジンはなかったので「たぶんないよ」と答えたら、去っていきました。
4番目のタイ人のおっさんはひとつの時計を指さして「アニー、タオライ?」(これはいくら?)と聞いてきました。「マイルー」(わからん)と答えると、ちょっと怪訝そうに店主を見て、だまって帰っていきました。
5番目のおっさんはどうも馴染みの客らしく、「オヤジはどこだ?」と聞いてきました。「アッチ」と指さすと、「おまえはだれだ?」と聞いてきたので、「オレも客だ」と答えると、はじめてタイ人ではないと気づいたようです。

○特定のタイ人に間違えられる
中華街を歩いていると、道ばたの屋台のアンちゃんが、呼び止めてワイ(合掌)してきました。そして何事か早口で喋ってます。どうも「よお、久しぶり、どうしてた?」みたいなこと言ってるようです。
店主も以前会ったことある人物かと思って、記憶の引き出しを引っかき回しましたけど、思い出せません。だまっている店主の顔をしげしげと見て、そのアンちゃんいきなり笑い出しました。「ごめん、人違いだった(笑)」。店主も笑いながら「マイペンライ」と答えましたが、そのアンちゃん、最後まで店主をタイ人ではないと思ってくれなかったようです。

○ニセ日本人と出会う
バスに乗っているときのことです。隣のカップルが日本語で喋っています。「こんなバス(エアコンなし)に日本人が乗ってるなんて珍しいな」と思い、そのカップルを見てみると、どう見てもタイ人ぽい顔つきと服装です。喋っている日本語もよく聞くとイントネーションが怪しく、たまに意味不明になってます。
「ねえ、キミたち日本人じゃないでしょ? なんで日本語で喋ってんの?」と日本語で話しかけたら、ビックリしたようにこちらを見て、その直後ふたりとも恥ずかしさで真っ赤になってしまいました。
詳しく聞くとこのふたり、日本語勉強中のタイ人の学生さんでした。勉強のために日本語で会話していたそうです。「勉強熱心で感心だね」というと、「恥ずかしいので、いつも近くに日本人がいないことを確認してからやってるんですが・・・」と男子のほうが頭を掻いて言いました。
・・・おい、そりゃどういう意味や(笑)

【おまけ】
懲りない面々リターンズ

今回も小一時間説教したくなる大バカ野郎に出会いましたので、こちらもご紹介します。

たまには違う店の時計もチェックしてみようと、いつも仕入れる店ではなく別の店にも行ってみました。良さげな時計を見つけたので、さっそく手にとってチェックです。ネジを捲きます。よし秒針は動いてるな。リュウズを引き出し、長短針を動かして・・・あれ、動きません。よくよく見ると長針と短針の具合がおかしいです。「おい、この長針と短針、文字盤に直接描いてあるじゃんか!」店主がそう叫ぶと、ニヤリと笑った店のオヤジはひとこと言いました。「安いからね」
ネタ用に買ってこようかとも思いましたけど、シャレで買えるほど安くはありませんでした。

店のお客さんに頼まれていたタイのインディーズレーベルのCDを買いに行きました。買いに行った場所があの○ンティッププラザでしたから、半分ネタ期待もあったことは否定しませんが、やっぱりやってくれました。
わらわらと寄ってきたエロCD売りの売人どもに「よーし集まったな。みんなよく聞け。このCDを探してる。見つけてきたらエロもたんまり買ってやる」と宣言しました。アホな売人どもは、目を輝かせておうっとばかりにビルの中に散っていきました。ちなみに目的のCDは「DEATH OF THE SALESMAN」というインディーズバンドのCDです。
しばらく待っていると一人目が戻ってきました
「ダンナ、これですかい!」
「バカヤロー、だれがプレステ2のパチソフトって言ったよ!」(買ったけど)
二人目がやってきました。
「ダンナ、ゲットしましたぜ!」
「アホ、こりゃラストサムライのパチDVDだ!」(買ったけど)
三人目
「これでしょ?」
「そうそうこれこれ・・・ってこりゃ、エロVCDやないか〜!」(買・・・以下略)
四人目
「ふう、やっと見つけましたぜ。苦労したなー。こりゃエロもたんまり買ってもらわなきゃ」
「おい」
「なにか?」
「これってどうみてもパソコンのCDドライブだよな・・・」
「へ?違うんで?」

てな具合にドリフのコントを地で行くスチャラカぶりに、こいつらまじで笑いをとろうとしてるのかしらとしばらく悩んだ店主でした。Sさんごめんなさい。CDゲットできませんでした(笑)。


2003.12.13
一年を振り返る


曼谷店主でございます。早いもので、今年もジングルベルが街に鳴り始め、年賀状グッズのCMが目に付く季節になりました。
テレビの番組も「今年を振り返る」とか「今年の総決算」的な番組が増えてきましたね。

私事で恐縮ですが、店主にとって今年は大きな転換期でした。
3月22日に曼谷雑貨店と曼谷ドットコムをオープンし、期待と不安の中、ありがたいことにたくさんのお客様からのご支持を頂き、どうにかこうにか年を越せそうなところまで来ております。試行錯誤の末、たくさんの失敗もしてきましたが、その度ごとに暖かい励ましや応援をいただき、曼谷雑貨店を支えていただいたこと、すべてのお客様とご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げたいと思います。
誕生して一年も経たない小さな店ですが、ここにきて、店主は強く感じることがあります。
曼谷雑貨店という店、実は固定客が全体の7割を占めます。それだけリピーターに恵まれていると言っていいと思います。そうした固定客のお客様や曼谷ドットコムを覗きに来られるお客様から、これまで実にたくさんのお店についてのアドバイスや意見を頂いてきました。
そして、ここにきて、曼谷雑貨店という店、たしかに店主(と嫁)が作った店だけど、もはや店主の自由にしていい店ではなくなったんだな、と感じています。ありがたいのと同時に責任も強く感じています。

来年、当店は移転を計画しています。
もっとたくさんの方にアジアの良さを知ってもらいたい。訪れていただいたお客様にもっとゆっくりくつろいでもらいたい。お店を核にした情報発信をもっと充実させたい。そして、なによりもっと楽しい店にしたい。
こうした気持ちから、移転を計画しました。それもこれもすべてはお客様から頂いたご要望やアドバイスを具体的にかたちにした結果だと思います。
この計画が吉と出るか凶と出るか、正直言って店主もわかりません。でも、少なくとも不安はありません。なぜなら、すべてはお客様の言葉をかたちにしたものだからです。

店主にとっての今年一年は、お店に明け暮れた一年だったと言っていいでしょう。ちょうど一年前、試行錯誤しながら準備を進めていた頃が何年も前のことのように感じます。一年たっても試行錯誤してますが(笑)、一年前のような不安がないことについて、やはり、お客様ひとりひとりにお礼を申し上げたい気分です。
ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。

みなさんの今年一年はどんな一年でしたか? 良い年だった方もそうでなかった方も、来年は良い年でありますように。


2003.11.01
タイ人に間違えられる


アジア諸国の人種構成を見ますとやはり圧倒的にモンゴロイドが多いようです。マレー系やインド系も多いですが、モンゴロイドの数にはかないません。日本人もモンゴロイドですから、アジアを旅しているとけっこう現地人と間違えられたりする人も多いでしょう。なかには「タイ人よりタイ人らしい」方や「中国人より中国人らしい」方がいらっしゃいますね。店主も自慢じゃありませんがタイではタイ人に間違えられます。
店主のタイ人度?がどのくらいか以下に考察してみます。

○旅行中必ずタイ人に道を聞かれる
例えば、バンコクのとある屋台でメシを食ってたとします。タイ語表記の地図を広げたタイ人の親子連れがきょろきょろしながらこちらへやってきます。あきらかにチェンライあたりからやってきたおのぼりさんです。あ、店主と目が合いました。口の端からラーメンを垂らしたままの店主にオヤジさんが声をかけてきます。「すいませーん。ココですけどどうやっていけば・・・?」
最初のころ(っていっても20年以上前ですが)は、「ノー、アイアムジャパニーズ!アイアムツーリスト」って断っていたんですが、最近はめんどくさいので知っている場所なら教えています。店主のへたくそなカタコトタイ語を聞いてはじめて、タイ人ではないと気づくみたいです。

○ひとりで歩いていると絶対に観光客相手の客引きにあわない
あの悪名高いパッポンでさえ、店主がひとりで歩いていると、誰も声をかけてきません。たまに寂しくなり、コピー時計なんぞ見ていたりすると、「邪魔だからそこに立ってんじゃねー」などと追い払われます。

○嫁と買い付けに行くと「召使い」と思われる
嫁と歩いているとさすがに客引きがわらわらと寄ってきます。しかしこんなことがありました。ある問屋で雑貨を買い付けて、さあ、帰ろうかという時に、表でタバコを吸っていた店主に店のオヤジが怒鳴りました。
「ほらほら!マダムのお帰りだ!さっさと荷物を運ばねえか!」
状況が飲み込めずぽかんとしている店主を後目に嫁が大笑いしながらオヤジに説明しました。「あれはいちおう夫です。」
すると、そのオヤジ、今度はタイ語で謝ってきました。どうやらタイ人の夫だと思ったようです。

○多数の日本人と一緒だとタイ人ガイドだと思われる
以前勤めていた会社の仕事で、タイの工場へ4・5人の日本人と一緒に視察へ出かけました。英語ができるのが店主だけだったので、通訳みたいなことをやって、一通り視察を終えた休憩時にその工場の工場長(タイ人)がタイ語で話しかけてきました。
「日本語上手だね。どこで覚えたの?」

○日本人でさえタイ人と思っていた
ヤワラーの海鮮屋台にて。ガツガツとエビ喰っていた店主のとなりに日本人グループが座りました。注文を聞きに来た店員にしどろもどろの日本人たち。店員もだんだんといらいらしています。
「なに食べたいの?」そう話しかけて、かわりに店員に注文してあげました。
喜色満面の日本人たち、こうお礼を言ってきました。
「ありがとうございます。いやー助かりました。それにしても日本語お上手ですねえ。」

○【極めつけ】ゲイのファラン(西洋人)にナンパされた。タイ人として。
タイは世界有数のゲイ天国です。世界中からてんぱったモーホがひとときのパートナーを求めてやってきます。
店主が泊まったホテルのプールサイドで寝っ転がってると、見るからにアッチ系のデブオヤジが話しかけてきました。もちろん英語です。
「ハーイ」
「ども」
「ひとり?」
「ええ」
「今夜開いてる?」
「はあ?」
「一晩いくら?」
「はああ?」
「タオライ!? ワンナイト!」(「タオライ」とはタイ語で「ハウマッチ」の意です)
あとで聞いたらそのホテルのプールやフィットネスジムはその手の方のハッテン場として知られており、男性一人だと客待ち状態と見られるらしいです。にしても、タイ人のゲイボーイとしてしか見てくれなかったんだなあ。

これ以外にも、タバコの火を貸してくれ、などとタイ語で話しかけられるのなんて日常茶飯事です。
まもなく店主はまたタイに行きます。今度はどんな形でタイ人と間違えられるんだろう。


2003.10.18
タイライダー


店主は、大多数の男子が好むように車・バイクが好きです。学生時代はレースの真似事やってましたし、今でも車やバイクをちょっとずついじったりして、ひとり悦に入ってます。
当然外国に出かけると、その国を走ってる車やバイクを無意識に観察しています。タイでよく見かける車・バイクですが、やはり圧倒的に日本車が多いです。これはアジアを旅するとたいてい同じ傾向で、改めて日本車が全世界的に受け入れられているんだなあと実感できます。
ところが、ちょっとバイクに興味のある男子なら、例えばバンコクを歩いていて、妙な違和感を感じることにすぐ気づくのも事実です。走っているのは、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキといった日本でも馴染みの日本製バイクなのですが、そのどれもが、「日本では見たことがない」バイクなのです。
ホンダのマークがついてるけど、日本じゃお目にかかったことがないバイク。そうです。それがタイ全土を疾走するタイバイクなのです。

「また彼国お得意のパチモノか?」と思ったそこの男子、ちょっと違います。これは正真正銘のホンダバイクなのです。タネを明かすと、「タイで製造されているホンダのバイク」すなわちホンダタイ工場製なんです。
ホンダのベストセラーバイク「スーパーカブ」のようなモノコックボディなんだけど、2ストロークで、しかもカブと違って妙にガンダムのようなデザインの変なバイク。通称「ガマギラー」(笑)、マーブンクロンの前で、ルンピニー公園沿いで、7月22日ロータリーで、スクンビットのソイ13で、けたたましい音とオイルの白煙を上げながら爆走するタイバイクは一部の例外を除いて、すべてタイ製です。

タイでは、150cc以上の排気量のバイクを製造してはいけないそうです。したがって、たまに見かける750ccなどのビッグバイクはすべて輸入車ということになり、価格もそれなりです。だからあまり走ってないんですね。
乗ってみるとわかるんですけど、横幅が異常に狭いことがわかります。これは渋滞した道で、パイロンと化した自動車をすり抜けながら走るのに都合がいいかららしいです。
馬力はなかなかです。不用意にスロットルを開けるといきなり大ウィーリー(前輪を上げたまま走る走り方)かましてくれます。アクセルレスポンスもなかなかですし、機敏に走れそうです。反面、乗り心地は決して良くなく、振動と騒音は相当ですし、バンク角も深くありません。切り返しなど「ひらりひらり」って感じではなく、力技で「よいっしょお!」てな感じです(おわかりいただけますでしょうか?特に女性の方)。

「なんだ?やけに店主詳しいじゃねーか」と思われたそこのやんちゃな男子。はい、店主は何度かタイでタイバイクに乗りました(笑)。最初はバンコクでではなく、王室御用達のリゾート、「ホアヒン」でした。しかも、長女を腹に宿した嫁を後ろに乗っけて(笑)。タイバイクでの妊婦とのタンデムはさすがにスリリングでしたが、何事もなく長女は無事生まれております(笑)。 (余談ですが、成長した長女にこの件を話したら、しばらく口を聞いてくれませんでした)
二度目はバンコクです。知人と待ち合わせをしていたのですが、バンコク名物の交通渋滞にひっかかりました。そのままタクシーに乗っていたんでは、絶対に間に合わない。タクシーを降りて、バイタクに切り替えました。バイタクとはその名の通り、バイクの後部座席に乗るタクシーで、料金は安いし渋滞時はかなり便利です。(もちろん危険度も増しますので、利用される方はそれなりの覚悟を決めてください)
ところが、その時の運ちゃん(ライダー)が実にとろくさい(笑)。ご丁寧に渋滞している自動車の後ろについてじりじりと進むしか能がない運ちゃんでした。ブチきれた店主は「かわれ!」と運ちゃんを後ろに乗っけて、白煙も勇ましく、ヤワラー〜サイアム間を10分で走り抜けたのでした(笑)。

これ読んで、タイバイクに興味を持ったライダー!(いるのか?) 日本でこの素晴らしきタイバイクに乗ることももちろん可能です。世界中の輸入車が集まってくる日本、バイクとて例外ではありません。いっちょガマギラーを手なづけてみようかという豪快ライダーの方、以下をご参照ください(笑)

http://www.endurance.co.jp/thaibike/thaibike%20body.html
http://www.faddybike.com/thaimotor.htm
http://www.riverside-jp.com/th/th.html
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/9437/index.html(「ガマギラー」の名付け親さんです)


2003.9.26
納涼タイランドふたたび


6月21日付の「納涼タイランド」で、店主が物心ついたときから霊が見えることをカミングアウトしてからというもの、たくさんのメールをいただきました。「私も見えます!」に始まって、「怪現象の調査依頼」、「自分の守護霊は何?」、「心霊写真を鑑定して欲しい」、「除霊をしてほしい」などのマニアックなメールの数々を見るにつけ、声を大にして言いたくなります。「俺MMR(知ってますか?)じゃねええぇぇっ!!」
そこで、店主がどういう風に「見える」のか、明らかにしたいと思います。以下を読めば、店主に除霊能力や鑑定能力が「ない」ことがおわかりになると思います。とは言い逃れつつも「見えてしまう人」を邪険にしてはかわいそうだし、他人の体験した心霊現象ほどおもろいものはないので、これからも送ってね(笑)

さて、どういう具合に「見える」のか、具体的に説明しましょう。
1.いつでも「見える」わけではない
平均すれば一月に2回から3回。半年くらい見なかったり、2日連チャンで見たりと一定してません。性格のいい加減さと比例しているんでしょうか?もちろん、外国でも見えます。よく行くタイでは、当然のことかもしれませんが、タイ人のバケ様を多く見ます。
2.「見え方」はごくごく普通
ぼやけているとか、足のあたりが透けているとかいったことはありません。「それなら実際の生きている人との区別ができないだろう」とよく言われますが、見た瞬間になぜか「あ、これはアッチの人だ」と判断できます。音や怪現象(例:すすり泣く声、飛び跳ねるベッド)にはほとんど出くわしたことがありません。
3.気分
めっちゃ気持ち悪くなります。見る2,3分前から、胸を締め付けられる感じとともに、軽い吐き気が起きます。「あ、やばいやばい・・・」と思っていると、「はいいらっしゃーい」ってな感じです(笑)
4.「見えている」間
立ちくらみのような感じと膝が小刻みに震えてくるのを押さえることができません。吐き気も続いています。怖くないか、って?、もちろん怖いです。稲川淳二の怪談話を聞くような怖さではなく、目の前で大きな交通事故を目撃したような怖さと言えば、わかっていただけましょうか。
5.バケ様の特徴
アチラのお方は、たいてい無表情です。悲しげな表情に見えないこともないんですが、ほとんど表情がないと言っていいでしょう。店主がじっと見てると、ほとんどの方がこちらを見ます(笑)。しかも近づいてきます(笑) 。「おお、この人は自分が見えるんだ」とでも言いたげに(笑)。ですから凝視することはしません。チラッチラッとまるで○クザの人を見る時みたいに見ています(笑)。話しかけられたことはありません。というか、その前にこちらが逃げています。
6.いつから「見える」ようになったか
物心ついたときから見えていました。だから「生まれたときから」と答えるしかありません。子供の時は、他の人も見えているものだと思っていましたし(笑)。「あそこにおじさんが立っている」「女の人がこっちを見ている」など、ヤバめの言葉を発し、まわりの大人をぎょっとさせていたそうです。
7.どこで「見える」か
すばり、「どこでも」です。え?こんなこところにバケ様が!?と思ったことも何度となくあります。ちなみによくある「墓地」「病院」「事故現場」(よく道路脇に花が供えてあったりしますね)ではほとんどと言っていいほど見ません。思い切りへんなところでは、「超有名なテーマパーク(しかもごった返した人混みの中)」「東京渋○にある、誰でも知っている犬の銅像の上」「空港の滑走路の上」などがあります。「ここは出る!」と話題になっているスポット(例:福岡の犬○峠)では、やはり噂通り、期待を裏切らず御出現なさるみたいです。
8.エピソード

店主が3歳くらいの時、さすがに親もヘンだと思ったらしく、あるお寺の住職に相談に行ったそうです(もちろん、そのときのことは本人まったく覚えておりません)。事情を聞いた住職は奥からお札が貼ってある木箱を持ち出してきました。むにゃむにゃと念仏を唱えて、住職は木箱を開けました。中に入っていたのは古い女雛が一体。「坊や、なにが見える?」住職の問いかけに店主は元気よく答えたそうです。「お人形に、キバとツノがはえている!」(笑) 住職は即答したそうです。「この子はホンモノですな」。なんでも、江戸時代から続く旧家にあった雛人形で、昔、家の主人から惨殺された奥方の嫁入り道具だったそうです。奥方の死後、人形の人相が少しずつ変わっていき、気がついたら立派なキバとツノが・・・というありがちな話です。時を同じくして、その家の家人に不幸が続き、たたりを恐れた家人はその女雛をお寺に預け、供養をお願いしたといういわくつきでした。もちろん店主が見たときはキバとツノは普通の人には見えていません。供養のおかげでキバツノは消えたそうですが、いまだに念は残っているでしょうなとは住職の弁だったそうです。
もう少し成長してからは、店主は不用意に「見える」ことをまわりに言わなくなりました。うそつき呼ばわりされるのと、好奇の目で見られるのがイヤだったからです。

ところで、よくTVで見る霊能力者は「うーむ、これはここで自殺した女性の霊です」とか「母親の霊が子供を求めて成仏できていません」などと背後関係を説明しますが、店主はそういったことはなーんにもわかりません(笑)。故・宜保愛子さんのように、「霊と会話」したりもできません。役立たずと罵られそうですが、そうなんだからしかたがない(笑)。したがって、「私がよく見る白い浴衣姿の女性はいったい誰なんでしょう?なにを訴えて出てくるのでしょう?」などという質問にも「さあ?」と答えるしかないんです。
あと、実は滅多に見ないのですが、いわゆる「生き霊」というやつなんでしょうけど、これは怖い。生きている人のアレは、おおむね特定の人物につきまとっています。こちらが凝視しようがおかまいなしに、その人物をもの凄い表情で睨みつけていることがほとんどです。ほんとうに「憎い!死ね!殺してやる!」という声が聞こえてくるかのようです。
「生きている人」が一番怖い、という結論です。

※お願い この件に関して、「曼谷旅ネタ掲示板」上でのご質問・ご相談・ご意見等はご遠慮ください。


2003.9.06
タイの懲りない面々

タイは世界的に見ても有数の観光立国です。世界中からたくさんの観光客が訪れますので、その観光客をあてこんだ観光スポットやホテルは増えることはあっても減ることはないでしょう。
世界中から観光客が集まると言うことは、それを狙った寸借サギやちょろまかし、ポン引き、美人局などいわゆる軽微な犯罪にいそしむお方が張り切るということです。
タイのこの手のおバカな犯罪者たちは、凶悪犯罪と違って、どこか抜けていて、どこか憎めないところがあることも否めません。もちろん凶悪犯罪もないことはないですが、それを上回るマヌケな犯罪が多いのもタイの特徴じゃないかと思います。今回は店主が出くわしたそんなマヌケな「懲りない面々」をご紹介したいと思います。

バンコクの王宮近辺を歩いていると、どこからともなく近寄ってきて話しかけるタイ人のアンちゃんがいます。たいていカタコトの日本語です。
「アナタ、ドコイキマスカ?」
「王宮」
「オー、ソレハザンネン。キョウハオウキュウハヤスミデス。コウジチュウネ」
「え、そうなの?」
「ソウデス。ソノカワリオウキュウヨリモットイイトコロアリマス。ワタシノクルマデゴアンナイシマス。」
こんな具合に旅行者をぼったくりの土産物屋に連れて行って、マージンを稼ぐやつらが多いのはご存じの方も多いでしょう。店主の場合はこうでした。
「オー、ソレハザンネン。キョウハオウキュウハヤスミデス。テロガアリマシタ」
「(爆)そうか、わかった。でもここまで来たから、とりあえず王宮まで行ってみるよ」
「ダメネ。オウキュウハヘイタイサンイッパイ。チカヅクトウタレルネ。」
「(笑)ほんとかよ。でも、他の観光客みんな王宮に向かってるぜ。」
「アノヒトタチカワイソ。ウタレテ、アシタノシンブンニノルネ。」
「(笑)えらいことだな。撃たれるとこ見たいから、やっぱ行くわ。」
ダメ! ゼッタイダメ! アナタ マイフレンドネ! トモダチシナセタクナイ!
だんだん話が大げさになります。どこまでエスカレートするか確かめてみたくなりました。
「なあ、近づくだけで撃たれるってことはないだろ?」
「ダメ!チカヅクダケデ 『パーン!』アナタウタレルネ!」
よく見るとこのアンちゃん、目には涙を溜めて、唇はワナワナと震えています。バンコクアカデミー賞ダイコン賞くらいあげたくなってきました。
「そうか、わかった。じゃあ、王宮に行くのはやめよう。」
「ワカッテクレタ!ウレシイ!マイフレンド!」
「おう、じゃあな」
「マッテ! アナタドコヘイク!」
「どこって、ホテルに帰るよ」
「ダメ、ソレヨクナイ。オウキュウカラポリスガツケテキマス。ホテルノヘヤニツイタラ、テロリストトシテタイホネ!」
「まじかよ」
「ダカラ、マイフレンド、ワタシ、イイトコツレテイク。OK?
なにがOK?だ、バカヤローって感じですが、飽きてきたので、執拗に食い下がるアンちゃんをほっといて、店主はワットポーに向かいました。そしたらそこにいたのは先回りでもしたのか、同じアンちゃんでした。アンちゃんはするすると店主に近寄って話しかけます。
「アナタ、ドコイク?」

もっと、直球勝負の大バカ野郎もいます。男性観光客が一人ないしは男ばかりでタクシーに乗ると、たいてい運ちゃんが、マッサージパーラー(別名「金魚鉢」。日本のソープランドと同じです)に誘ってきますが、うっかりOKでもしようものなら、行く先はたいてい「ア○ミ」か「モ○リザ」です。どちらも低サービス高料金のステキなボッタクリ店です。
店主の場合はこうでした。
「ジープン?(日本人か?)」
「うん」
「ア○ミー!! モ○リザー!! ヤングガール!! ベリベリナンバーワーーーーン!!!!!」
「な、なんだ、なんだ!? どうした、大丈夫か!?」
「ア○ミー!! モ○リザー!! ヤングガール!! ベリベリナンバーワーーーーン!!!!!」
「うるさいよ!」
「ア○ミー!! モ○リザー!! ヤングガール!! ベリベリナンバーワーーーーン!!!!!」
「たのむから、やめてくれ、耳がキンキンしてきた」
「ア○ミー!! モ○リザー!! ヤングガール!! ベリベリナンバーワーーーーン!!!!!」
結局、目的地までの小一時間、えんえんとこれでした。

まだまだおバカなタイ人に出会ったことがあるんですけど、それはまたの機会に。おあとがよろしいようで。


2003.8.22
モノをつくる

唐突ですが、モノをつくりあげる喜びって人間だけに許された感情だと思いませんか?
たとえば、ビーバーがダムを作ることは知られていますが、完成した暁に腕を組んで作品を眺めて「ムフフフ、できた♪」と喜びにひたることはないと思います。
別に形のないモノでも良いと思います。自分が幸せだと感じる「家庭」。くつろげる居住空間。地位・名誉。できあがった時に「できたー!」と笑顔になれるモノづくり、これはまさに人間ならでは、です。
形のあるモノであれば、他人に見てもらうこともできます。賞賛の嵐な場合もあるでしょうし、けちょんけちょんに酷評される場合もあるでしょう。どちらにせよ完成したときの達成感・満足感は人間が感じる喜びのなかでも最上位に位置するのではないかと思います。ましてや、褒めてくれる人がいればまたがんばってみようという気になって、ますますモノづくりに夢中になりますよね。
夢中になって、気がつくと自分だけで眺めて楽しんだり使ったりするだけではもったいないくらいの作品ができあがってます。
私事で恐縮ですが、店主がいま夢中になっているモノづくりは、やっぱり「お店」です。空間プロデュースといえばカッコいいですが、そんな大上段に構えたものではなくて、ご来店されるお客様が、くつろげる、楽しめる、満足できるお店という空間づくりに夢中になってます。実はこのサイト運営もその一環です。決して実店舗と切り離したモノではなく、実店舗でいろいろよもやま話をしながら、お買い物ができる感覚をできるだけネットでも再現できないかと思っています。アジアと旅がお好きな人が居心地がいいと思えるお店。完成というゴールはないのでしょうけど、理想に向かって進んで行きたいと思っています。
店主は雑貨の販売という物販だけで、お店を運営しようとは思ってません。訪れるお客様が情報を発信したり、いろんなイベントが催されたり、そんな楽し怪しおもろい空間を作って行けたらなあと思っています。ミニギャラリーだったり、アジア料理教室だったり、外国語講座だったり、買い付けツアーだったり、楽しそうだと思いませんか?
そこで!あなたの作ったモノをお店においてみませんか!?(いきなり本題です) アクセサリーやバッグ・服、絵、陶器、雑貨等々、多くの人に「きれい!」「かわいい!」と言っていただき、買ってもらえる喜びは、ちょっと他では代えられないですよ!
もちろんなんでもOKというわけではありません。いちおうアジア雑貨の店ですので、なるべくベクトルがあったものが望ましいですが、マイペンライな店でもありますんで、その辺はご相談の上ということで(笑)。
詳細はコチラをご覧ください!!

【里親募集!】
以前、ご紹介した店主の愛猫コダマですが、無事4匹の子猫を産みました。引き続き里親募集しております! 乳離れして、トイレのしつけも済ませてからお譲りします! かわいがってくださるかた、どうかもらってください! かわいい〜と思われた方、下の写真をいますぐクリック!
コダマただいま育児中「あんまりジロジロ見ないでよ」byコダマ(笑)


2003.7.26
幻のタイマッサージ

1週間ほど前に店主は交通事故に遭いました。腰をしたたか打って、救急車で病院へ運ばれたんですが、幸い骨には異常なく、入院することもなく、翌日には店に立っていました。
たくさんのお客様にご心配いただき、またお見舞いのメールもたくさんいただきました。この場を借りて、ご心配をおかけしたことにお詫びを、またお見舞いについてはお礼を述べさせていただきます。
さて、その後の怪我の状況ですが、いわゆる整形外科ではレントゲンを入念にとって、骨に異常がなければ、すべて「打撲」で済ませてしまいます。今回も湿布と痛み止めをもらっただけでした。しかし店主は腰にすごい違和感が残っていたので、いわゆる「整体診療所」で診てもらいました。整体師の先生は店主の腰に手を当てるなり、「こりゃ、そうとうズレてますね。」と感想を述べられました。「え、でも、病院ではレントゲンでも異常ないって言われたんですが・・・。」困惑する店主に整体先生は説明してくれました。
ズレと言っても、レントゲンで見てわかるほどの明らかなズレではないそうです(そうであれば、それは骨折や脱臼と同義らしいです)。骨と筋肉と腱が本来あるべきバランスを保ってない状況を、「ズレてる」だの「浮いてる」と表現するらしいです。もちろん、その状態だと痛みや違和感も相当で、痛みなどは骨折と変わらないこともあるそうです。
さて、治療です。マッサージのあと、身体を捻った状態で、腰のあたりを「バキッ」! くびに手を回して「ゴキッ」! 後ろから羽交い締めにして、膝を腰のあたりに当て、「ボキッ」!といわゆる整体が始まりました。「バキッ」「ぐえっ」、「ゴキッ」「ぐむっ」、「ボキッ」「ぐあっ」と店主の口からは情けないうめき声が漏れます(笑)。うめきながら、店主はタイの古式按摩、タイトラディショナルマッサージを思い出していました。
タイマッサージは世界的に有名ですが、「タイマッサージ」と言えば、通常古式按摩を指します。タイを歩いていますと町中のそこかしこにマッサージ屋が看板を掲げていますが、たいてい、足マッサージやボディマッサージ、オイルマッサージがメインでトラディショナルマッサージを施してくれるところは意外と少ないことに気づきます。トラディショナルと謳っていても、まがい物であることも多いようです。なかには男性専用のエッチなマッサージもあるようです(「ようです」なんて、とぼけるなー!というツッコミメールが100通くらい来そうですが、却下です)。
正式なタイ古式マッサージとは、ワットポーという寺院に源を発し、バンコク市内のこの寺院はタイマッサージの総本山になっています。ワットポーでは今でも、マッサージ学校があり、旅行者でもその技術を習得することができます。また、マッサージを受けることもできます。総本山のマッサージはどんなものかと思っていたんですが、逆エビ固めのようなプロレス技は少なく、どっちかというと、リンパや血液の流れを促してやる感じの地味なものが多かったです。マッサージの始めと終わりには、施術者はワイ(合掌)して、お祈りを捧げます。お寺というロケーションと相まって、なんか効きそうな感じがしてくるから不思議です。1時間200B(約600円)だったと記憶しています。
町中の足マッサージも、それはそれで魅力があります。日中、いやっていうほど歩いて棒になった足を、夕暮れ時にマッサージしてもらうと、やみつきになる気持ちよさです。1時間200〜250B(約600円〜750円)、タイの物価からすると贅沢なサービスですが、夜これをやってもらうと翌日の足の疲れが全然違います。ぜひ、お試しを。
さて、みなさんは、タイの幻のマッサージなるものをご存じでしょうか? 知る人ぞ知る、この世の楽園のような桃源郷に貴方を誘う、究極のマッサージが存在するのですよ。しかも、男性しか受けられません。エッチなマッサージだと思った方、それはちょいと違います。それはチャカサーイと呼ばれる技法で別名「金玉(袋)マッサージ」です(笑)。え?やっぱり、エッチ系じゃないかって? だから、違いますってば。昔からタイには男性の大事な玉を納めている袋をマッサージする技術があるんですよ。施術者はほとんどがしわしわのお婆ちゃんで(年々この技術の継承者が少なくなって、今では高齢者しかできないらしいです。大問題だ・・・)、悩ましい気分になどなれと言われても、無理です、少なくとも店主は・・・。
どういうマッサージかちょこっとご説明しましょう。女性の方で、興味のない方はここから先は読まなくて結構です(笑)。
まず、下半身すっぽんぽんになって、熱い蒸しタオルを大事な部分にあてがわれます。あまり、熱いと大事な息子さんが火傷しますので、熱いときはがまんせずに熱いと言いましょう。十分に息子さんが蒸し上がったら、腰にタオルがあてがわれ、足の方から、お婆ちゃんが手を差し入れてきます。さあ、桃源郷の始まりです(笑)。客観的に申し上げると、袋の皺を伸ばしたり、引っ張ったり、袋の付け根を揉みほぐしたり、といった感じですが、まあ、気持ちいいのいくないの(笑)。特に女性に言葉で説明するのは非常に難しいとは思いますが、性的な気持ちよさでは決してありません。男性諸氏、ぜひ、この桃源郷を味わってみてください。特殊技術ゆえ、お値段はちょっとお高めになりますが、損した気分にはならないと思います。精力増進、新陳代謝の促進、疲労回復等の効能があるそうです。
女性の方、申し訳ない。これはもちろん男性のみに許された気持ちよさです。悔しかったら、マンダラスパにでも行ってください(笑)。
え?エッチなマッサージ情報はどうしたって? ・・・知らないものは教えられませんよ(笑)。


2003.7.14
わくわく動物タイランド

タイを歩いていると、いろんな動物に出会えます。当HPのギャラリーにもタイの犬やネコや象が掲載されてますけど、犬ネコに関しては、ほんとに町中にゴロゴロしています。ただでさえ暑いタイで、暑さに弱い犬は大変だろうなと思いますけど、やっぱり大変そうです。道っぱたにベタッと腹這いになって、死んだように動かない犬が多いです。こいつらは涼しくなる夜に活動し、昼間は極力動かないようにしているらしいです。
タイの人のペット好きは日本人のそれに負けていません。巨大なフリーマーケット、ウィークエンドマーケットでもペットコーナーの一角があり、犬猫爬虫類、ハムスター、うさぎ、金魚、熱帯魚とちょっとした動物園です。犬用の服やアクセサリーも豊富に揃っています。
ペット事情と食習慣(もちろん人間様のです)は、関係ないように見えて、微妙なつながりがあります。すなわち、「食材になる動物とペット」が同一である場合の微妙なタブー観とでもいいましょうか。
韓国の人が犬を食する習慣を持っていると言うことはよく知られていますが(オリンピック開催やサッカーWC開催で、国際的に非難を受けて、少なくなっているようですが)、その韓国を旅している際に、犬の散歩をさせる人を見かけると、「ペット?それとも・・・」なんて余計な詮索をしてしまいそうになりました。同じようなことがタイでもあります。大きな食材市場に行くと、ペット売り場で見かけた亀とか魚が生きたまま売られています。亀を食べる人が同じ亀をペットにすることはないでしょうが、おもしろい図式だなと思います。日本でも最近ブタをペットにしている人が増えてきたというニュースをTVで見たことがありますが、ブタ飼っている人って、トンカツは食べないんでしょうか?
余談ですが、相原コージのマンガで、「ジャングル大帝レオ」の中の食事シーンについて描かれたものが昔ありました。主人公のライオン「レオ」が仲間たちと協力して、「ジャングルレストラン」なるものを作ります。そこでは、ライオンもシマウマもゾウもキリンも、ジャングル中の動物たちが仲良く食事をしていたそうです。相原氏は「なにを食べていたんでしょうか?」と結んでいたのですが、それについてツッコミいれるようなタブー観がありますね。
話をタイに戻します。ペットは別として、タイでは、野良犬、野良猫、野良動物(野生動物と言ったほうがいいか?)もたくさん見かけます。トッケーというトカゲ(ヤモリをでっかくしたやつだと思ってください)なら大抵の民家で見られますし、ちょっと郊外に行くと、ヘビ、サル、大トカゲ、野良水牛なんかも珍しくありません。
町中の野良犬野良猫たちは実にのんびりしてます。まず、吠えてる犬を店主は見たことありません。日本の野良猫は人間が近づくと大抵逃げていきますが、タイのそれは逃げもせず、あくびなんぞして、悠々としたものです。これはやはりタイの人々の野良たちへの接し方のせいだと思います。日本だとおっぱらったり、保健所に連絡したりするところでしょうが、タイの人はおおらかに、街の風景の一部として接しているようです。屋台のテーブルについて、足を伸ばしたらなにか当たるので、よく見たら、でかい犬が寝そべっていた、なんてことがよくあります。
のんびりのんびり、犬もネコも人も、おおらかに、でもたくましく生きています。

【おしらせ】
私的なおしらせとお願いです。
けっこうファンも多い店主の愛猫コダマがご懐妊あそばしました(笑)。生後9ヶ月、人間で言えば12,3才のくせに早熟な娘です(笑)。そろそろ年頃だし、避妊手術受けなきゃなーって思ってた矢先に、速攻で孕みやがりました(笑)。出産予定は8月の初旬です。福岡近隣の方で子猫の里親になってもいいよという方、ご連絡をお待ちしています。もちろんトイレのしつけ等済ませて、乳離れしてからお譲りします。


2003.6.21
納涼タイランド

タイの人々は怪談話が思いの外好きです。年中暑い土地ですから、納涼にと言うわけでもないでしょうが、深夜番組では必ずホラーものがやってますし、新聞ではまじめに幽霊の目撃談などが掲載されたりします。
記憶に新しいところでは、タイと香港合作の「The Eye」と言うホラー映画にホンモノの霊が映っているという話題もありましたね。おかげでこの映画、タイでは空前の大ヒットだったそうです。
もともと信心深い上に、ピーと呼ばれる精霊などを祀ったりする国民性ですから、この手の話が大好きなのも頷けます。
アジアの歌姫、テレサ・テンがこの世を去ってから8年が経ちます。店主はチャイニーズポップスをよく聞きますが、きっかけはやはり彼女の日本デビューでした。日本でのデビュー曲「空港」は彼女の持ち歌でも最も好きな曲のひとつです。
ご存じの方も多いと思いますが、テレサが命を落とした場所はタイのチェンマイです。彼女の死にはいまだ諸説あり、自殺説、事故死説、謀殺説だのが当時は週刊誌の見出しを飾ったものです。
彼女が亡くなったのはチェンマイのMPホテル。有名ですからわざわざイニシャルにする必要もなかったかな?
亡くなってしばらくして、ある噂が世界中を駆けめぐりました。そうです、そのMPホテルにテレサの幽霊が出るという噂です。店主もチェンマイの知人に「まじでどうなの?」と聞いたことがあります。知人曰く、「死んだ直後はたしかに霊が出たが、今はもう出ない」とのことでした。そんならとばかりに店主は泊まりました。そのMPホテルに・・・。
知ってる人は知ってますが(笑)、実は店主は霊を見やすい体質のようです。幼い頃からその手のものを頻繁に見るので、最初は他の人も見ているものだと思っていました。最近では慣れたもので、「ああ、またか」で済ませますが、そういったものを見るということ自体、決して気分のいいものではありません。テレビによく登場する霊能者のように、霊が何を訴えているか、とか、因果関係とかはさっぱりわからないので、ただ見える分だけ余計たちが悪いのですが、見た瞬間に「これはこの世のものではない」ということは瞬時に感じられます。つまり、目の錯覚かマジなのかが瞬時に判断つくということです。「シックスセンス」を初めて観た時、「おお、これは自分のことだ!」なんて思ったものです(笑)。
そんな店主がMPホテルに泊まった結果は・・・。ご想像にお任せしましょう(笑)。はたして、出るのか出ないのか? 自らの目でそれを確かめる。そういった目的でチェンマイを訪れてみるのも一興ですよ。暑いあの国もちょっとは涼しく感じられるかも・・・。


2003.6.13
マイペンライ

タイ語に限らず、他の国の言語を覚えるにあたって、最初に覚える言葉ってありますよね。もちろん、その人によって「もっと安くしてください」だったり「トイレどこですか?」だったり「ありがとう」「こんにちは」だったり、「あなたを愛してます」だったりするわけですが、タイを代表する、というか、タイを象徴する言葉に「マイペンライ」があります。直訳すると「問題ない」「気にするな」、英語の「ノープロブレム」と同じ意味を持ちますが、それと同時にタイ人のいい加減さを表す言葉でもあります。
よく、タイ人は時間を守らないと言われますが、店主の経験上、かなり真実です(笑)。タイ人と待ち合わせして、約束の時間に出会えたことがほとんどありません。遅れてやってきた相手に「遅いぞ!」とちょっと怒気をこめて言うと、たいてい涼しい顔で「マイペンライ」です。そりゃおまえが言うセリフじゃなくて、こっちが許す場合のセリフだろうが、許す気ないけど。でも、彼らにしてみれば、たとえば「自分が遅れても、いまから行く店はまだ開いている、だから」マイペンライだそうです。どうも、感覚的にズレてますね。いちど、そのことを親しいタイ人に問いただしたことがあります。回答を要約すると、「約束の時間は、守るに越したことはないが、場合によっては遅れてもかまわない」だそうです。この「場合によっては」が曲者で、彼らの想定する「場合」とは、渋滞していた、寝過ごした、出かける寸前に電話がかかってきたなど、日本人ビジネスマンが聞いたらあきれかえる理由のものも含まれます。渋滞を見越して早めに出かけるとか、早起きのために夜更かしをしない、などの予防策をこうじる感覚が欠如しているようです。もちろん、すべての人がそうだとか、いつでもそうだとか言っているわけではありません。あくまで日本と比較して、しかも感覚的に述べてますので、データを出せとか言われても困りますが。
このほかにも「マイペンライ」に出くわすシーンはよくあります。品物を買って、おつりが少ないことに抗議すると「マイペンライ」。ゲストハウスでエアコンが壊れていることにクレームをつけると「マイペンライ」。仕入れた商品の一部がほつれていたことにクレームつけると「マイペンライ」。買ったDVDのパッケージと中身が違っても「マイペンライ」・・・。枚挙にいとまがありません。「気にするな」「大丈夫」の意味で言ってるのですが、こっちは全然マイペンライではありません。
常夏の国の人々はおうおうにしてのんびりした人が多く、店主もそういう雰囲気が好きなんですが、仕事で行ったときにマイペンライに出会うと、ちょっと勘弁してよ的な感覚になります。でも、よく考えるとそれも日本人的な発想ですよね。勤勉で自分にも他人にも厳しく、しかもそういう傾向を他国とのビジネスにも要求する。日本がイケイケの時代ならそれも通用したのでしょうけど、弱った日本では「マイペンライ」で片づけられてもしょうがないかもしれません。
「マイペンライ」の持つもうひとつのニュアンスは英語の「テイクイットイージー」と同じです。「そう、いきりたつなよ、のんびりいこうぜ」。タイの暑さと人々は、我々にそう呼びかけているのかもしれません。


2003.6.08
旅に出る目的

入国カードの記入欄に必ず「渡航目的」という項目がありますね。大抵の人は、「観光」と記入したり、○をつけたりしてるかと思います。
「目的」の欄に「バトル」、「滞在期間」の欄に「フォーエバー」と記入して、取調室に連行された作家もいるらしいですが、旅に出る目的など、それこそ100人の旅行者がいれば100通りの目的があるでしょう。
そもそも「旅」ってなんでしょう。
旅行と旅は違うんでしょうか。観光旅行、ビジネス出張、ヴァカンス、それぞれの旅に違いがあるんでしょうか?たとえば「深夜特急」を片手にリュックひとつで旅行すれば、それが「旅」でしょうか?あるいは、パッケージツアーを拒否し、自由旅行をすれば、それが「旅」でしょうか?
「旅人」と書くとそれだけで旅情だの詩情だのが頼みもしないのにズルズルくっついてきて、しまいにはスナフキンみたいな人物が焚き火の前でギターを弾きそうな感じがします。「旅行者」と書くとこれはもう、新聞やニュースの科白です。

よく、旅慣れた人は、パックツアーの旅行を蔑み、「あんなのは旅じゃない。いわゆる旅行だよ旅行」という話をします。
カオサンあたりのゲストハウスに沈没している日本人旅行者の中には、他の日本人観光客を見つけると、自分がいかに日本を離れて長いか、いかに少額の金で日々暮らしているか、いかに現地に溶け込んでいるかをトクトクと話し出す人がいます。要は自分がいかに旅慣れているかを自慢したい人なんでしょうけど。そんな人に限って、ゲストハウスのベッドを中心に半径500m以外に出ていないなんて人が多いようです。しかも、周りのタイ人は、毎日安銭しか落とさないくせに長時間居座るこの日本人を決して好意的には見ずに、「現地に溶け込んでいる」とは到底言い難い状況です。
旅という言葉の正確な解釈が定かでないうちに、そういう沈没者を間違いと決めつけることはできませんが、比較すると、パックツアーの方がよほど有意義な旅のような気がします。
これは、旅に何人で行くか、ということにも通じるような気がします。すなわち「基本的に一人旅でないとそれは旅ではない」という考え方です。旅先で知り合った人物と少しの間、共に旅をする場合を除いて、「旅とは・・・」と宣う人の多くは一人旅が原則のようです。

店主は目的がはっきりしていて、その目的が達成されれば、その旅はその人にとっては有意義なものではないか、と考えます。
リゾートでのんびりしたい。思い切りショッピングしたい。エステ三昧したい。きれいなお姉ちゃんをお持ち帰りしたい。旅先でのアバンチュールを楽しみたい。美味しいものを食べたい。珍しいものを見たい、体験したい。目的などない、ただ異国をブラブラしたい。異国で自分の人生を考えたい。
これらはすべて、立派な目的です。どんな形態の旅行であろうと、目的を持って現地に出かけ、それが満足されれば、それは「良い旅」だったと言えるものでしょう、少なくともその人にとっては。沈没している人々も沈没することが目的であれば、決して無意味なものではないでしょう。
よく、日本社会や自分をとりまくいろんなモノから逃げ出してきました、って人もいます。逃げ込む先を、たとえばタイに決めたと言う場合もそこに理由があるはずですから、旅と呼んでさしつかえないと思います。どこでもいいから逃げ出したかったって場合、それは「逃避行」と呼ぶべきです。これ、言い方を代えれば、留学にも当てはまりますね。受けた大学かたっぱしから落ちて、でも、浪人することには世間の目(本人が気にするほど「世間」はその人を注目してないもんですが)に、耐えられない。で、「語学留学」と称して、米国やオーストラリアへ逃避行です。駅前留学の方がよほど気が利いてます。「語学留学」した人の半分以上が、語学を活かした職においては使い物にならないというデータの良い裏付けです。
結局、旅と旅行の違いだの、旅することの意味だの、あんまり難しいこと考えずに出かけた方が良さそうです。自分なりの目的さえしっかりと持てば、あとは予算と好みに合わせて、貧乏旅行するもよし、贅沢旅行するもよし、何人で行こうが、その人次第です。貧乏旅行、贅沢旅行、それそのものが目的の場合だってあるでしょう。

有名なルポライターが言っていた言葉ですが、旅先の国をよく知るためには3つの良策があるそうです。その国の市場に行け、その国の酒場で酒を飲め、そして、その国の女(男も可)と寝ろ、だそうです。まるでゴルゴ13のようですが、当たっている部分もあるかなと思います。旅になにを求めるか、あるいは、何を求めて旅をするのか、人はそれぞれの想いを持って旅に出ます(むりやり引きずられて行く場合を除いて)。電波少年の猿岩石やドロンズでさえ、最初はむりやりだったけれども、すぐに自分の意志で歩き始めたからこそ、旅になり得たと思います。その想いに敬意を含めて、人は旅人にこう呼びかけます。
「HAVE A NICE TRIP!」


2003.6.06
おすすめガイド本

さて、今日は、タイやアジアの情報が満載の本の話題です。
曼谷雑貨店を営んでると、毎日毎日実にたくさんのいろいろなお客様と出会えます。年の頃なら20歳前半、頭の上に「キャピイッ」って吹き出しがくっついているような若い女の子グループ。たいてい二人連れで、「かわいいっ」を連発し、あれもこれもと購入していただくOL7年生(推定)(笑)。おちついた感じで、それでいて商品を選ぶ目はするどいミセスの方々。入って来るなり、じろりと店内を見回し、わずか5秒で出ていく方(笑)。ひきつった表情でトイレを借りに来る方(笑)。まあ、様々で飽きまへん。
こうしたお客さんとはあきらかに違う目的で来店される方も曼谷にはけっこういます。そうです、旅行相談ですね。安いチケットをゲットしたい。バンコクの安宿を探している。初めての海外旅行だけどインドのゴアに行きたい(笑)。バンコクのヤワラーの冷気茶屋情報を知りたい(笑)等々、この手の相談に来られる方は、たいてい商品には目もくれず、まっすぐに店主の元にやってきて、話していると、いつのまにかコーヒーをお代わりして、気がついたら閉店時間を過ぎていたってこともよくあります。そうしたお客さんに必ず尋ねられる項目のひとつにガイドブックはなにがいいかという質問があります。(ふう、やっと本題だ)
正直、自由旅行の場合、初めての土地だと、地図もないレストランガイドもないとなれば、自分の勘と嗅覚をたよりにぶっつけ本番でうろうろするしかないですね。それはそれでまあ、楽しいですけど、はずした場合、せっかくの旅が悲しい思い出になってしまいがちです。では、自由旅行に最適のガイドブックとはどんなものでしょうか?「チタマの歩き方」、「好きになっちゃった」シリーズ、「るるぶ」、「ABロード」等様々なガイドブックが本屋に並んでいますが、いつも店主がおすすめするのは「さわやかタイ読本」(太田出版)、「怪しいアジアの歩き方」(ワニ文庫)、「怪しいアジアの暗黒食生活」(KKベストセラーズ)などです(笑)。
行くところはシンガポールとハワイ、泊まるところはラッフルズクラス、なんていうお嬢様などは、眉をひそめそうな本ですけど、たしかにそうです(笑)。でも、店主はこのテイストが大好きなんだからしょうがない。実際、旅に出なくても、読み物としておもしろいことこの上ないです。
「さわやかタイ読本」のライターでもあり、曼谷LINKからもリンクを張らしてもらっている「メイドインタイランド」の管理人、皿井タレーさんの観察眼たるやツボにはまりまくりで、その手の人には一級品のガイドブックに匹敵するでしょう。また上記三冊のすべてに著者としてその名を連ねるクーロン黒沢さんの活動は、○ナウェーブ研究所における千乃様のそれを凌駕し、「その手」の人々のカリスマ的存在になってます(笑)。
えーっと、店主が今回の曼谷通信でなにをいいたかったかといいますと(笑)・・・いいからだまされたと思って読んでみてください。ただし、「だまされた!」とかいう苦情メールは丁重にお断りします(笑)。


2003.5.30
「子供が乗っています」

今回はアジアや旅情報などとは全然関係ない話題です。
16才で2輪、18才で4輪の免許を取得して以来、ずーっとなにがしかの車やバイクを所有して、乗り回してきた店主が長い間疑問に思ってきたことなどをぶちまけてみたいと思います。
それは車に貼るステッカーのことです。
「若葉マーク」に始まって、「枯葉マーク」「バトル上等!」「峠仕様」「彼女募集中」「ADVAN」「NISMO」「無限」など様々なステッカーがカーショップで売られ、それを買って愛車に貼る人が多いですね。
「若葉マーク」のように法律で定められたステッカーもあれば、有名レーシングチームのもの、ジョークだけのものいろいろです。店主が昔から不思議に思っていたポピュラーなステッカーがその中にあります。
それは・・・
「子供が乗っています」
・・・・・・・・・だからなんだっちゅうねんっっっっっ!!! 責任者でてこーーーい!!
・・・・失礼しました。
でも、あれってどういう意味なんでしょう?「熊出没注意」と同じく、ギャグなんでしょうか?子供が乗っているからどうだというのでしょうか?以下に店主なりに考察してみました。
@子供が乗ってるので、ぶつかってこないでね。
子供が乗っていようが乗っていまいが、ぶつけられたくないし、ぶつけたい人もいません。
A子供が乗ってるので、違反したり少々危険な運転するけど、大目に見てね。
危険な運転する理由にはなりません。
B子供が乗ってるので、あおったり、バトルをしかけてこないでね。
あおられたり、、バトルしかけられたりする車は、大抵改造を施したスポーツ車だったり、族車だったりと、仕掛けられる理由がなにがしかあるはずです。そういう車に子供を乗せて走る方が悪いでしょう。それ以前に、スポーツカーや族車に「子供が乗っています」ステッカーは貼ってないと思います。
C私は子供がいます。うらやましいでしょ。
これはないと思います(笑)
D子供が乗ってるのでノロノロ走るけどごめんね。
これが、いちばん説得力がありそうですけど、子供が乗ってるからといって、交通渋滞を招くようなノロノロ運転をしてはいけません。そんなに子供が大事なら車に乗せない方がいいでしょう。

一度、このステッカーを貼ったドライバーを対象に聞き取り調査をやってみてはどうでしょう。またこのステッカーを製造して売ってるメーカーに質問状を突きつけてみたい気もします。
それよりも店主が法律でもって、ぜひとも強制的に貼ってもらいたいステッカーがあります。それは・・・
「おばさんが運転してます」
「ヤクザが乗ってます」
「ボケジジイが運転してます」
以上です。


2003.5.22
バンコク ゲストハウス情報

当HP初登場!謎の年齢不詳女(笑)、店主嫁からのバンコク・ゲストハウス情報です!

今日は地球の歩き方を参照しつつ、バンコクのソイカセムサン1近辺のゲストハウスについて「地球の歩き方」風にまとめてみました。「地球の歩き方」を持ってる方は 237ページをご覧ください。ここに載っているゲストハウスについて歩き方風に解説していきます。

☆☆☆☆☆   クリッタイマンション   600バーツ
管理のしっかりしたホテル。各階に防犯カメラもあって四六時中見張られてます。 この界隈で唯一まともなホテル。難点をいえばロビーからの急な階段から転げ落ちて命を落とすこともあるかも・・・

☆        ムアンボンマンション   450バーツ
クリッタイマンションと同じ経営なのに、そして150バーツしか違わないのになんでこうも違う!と憤りたくなるかも。テレビ、冷蔵庫付きと思って喜んでいたら甘いですぜ、だんな。テレビ、波波です。スカラー波出てるかも(笑)。冷蔵庫、電源を入れて「ガティンティンちゃん(店主註:タイのリポD、栄養ドリンクです。タイではオヤジと肉体労働者しか飲まない(笑))冷えてるかなー」と開けた瞬間ムアーっと温風がでてきます。温風だけならまだしもゴキもでてきます(ToT)。壁、カビカビです。俺も落ちぶれたものよ・・・と感じること請け合いです。冷蔵庫の件、フロントに文句いいましたが「オールブロークン、サー」と明るくいわれただけでした。ラマ一世通りに面していて便利かも。

☆       プラニー    450バーツ
450もするのに冷蔵庫もテレビもありません。エアコン付きの部屋の方はエアコンの吹き出し口の上に飲み物を置いて冷やすというセコイ方法がいいでしょう。電話が日本の骨董屋で売ったら高く売れそうな黒い電話なのでくれぐれもパクったりしないでください。また電話はフロントのタイ人に電話番号を告げてつないでもらう原始的な方法しかないようです。

☆☆   レノ   780, 980,1350 バーツ
1,2階は白い大理石でつくられた瀟洒なホテルです。こっちが1350のようです。3階以上からいきなりカースト制度のようになっていてどんどんボロくなっていくようです。(店主註:カーストとは逆だと思うけど・・・)はっきりいってクリッタイの600と大差ありません。エレベーターないし。

☆   ホワイトロッジ   250(ファン付き)  450(エアコン付き)
ファンというのはシーリングファンのことだと思っていましたが、ここでは違うようです。ブッ壊れそうな扇風機が台の上においてあるのみ。窓も開けっ放し。開放的な雰囲気がお好きな方にはいいかもね。従業員の寝泊まりする部屋が隣接しているのでセキュリティーはバッチリ!(従業員談)(店主註:かえってあぶないかも・・・)

☆   スター    450バーツ
元モーテル(歩き方より)。なるほど、それでこのいかがわしい雰囲気だったわけですね。ムアンボンより泣けてくるかも。窓ありません

不明   エーワンイン  450ぐらいだとおもいます
いついってもファランがネットに忙しいゲストハウス。あいにく予約がいっぱいで泊まれた試しがありません。でもゲストハウスデビューがここだったSさんやバンコク在住Mさんも 「いいところだ」といっているのでいいところなのでしょう。

おまけ
チェンマイこぼればなし
チェンマイの空港からタクシーに乗ったときのこと、運転手といろいろ話をしてすっかりいい気分になりました。そして「Are You Married?」ときかれて、「まだまだわたしもイケてるのかしら、ウフフ」(店主註:ふたりの子持ちです)などど考えてしまい、つい「ノー」といってしまいました。するとしばらくして運転手が「バイミー、バイミー」と言ってくるのです。バイミー?なんじゃそりゃ?と疑問におもいましたが、つっこむこともせずそのままにしておきました。するとまた「バイミー、バイミー」です。バイミーってなんだ?するとこんどは「セルユー、セルユー」です。あっ!俺を買ってくれといっとるわけね。アンタさっき41才とか言ってませんでしたか?(店主註:40過ぎたらナンパしちゃいかんのか!?)ずうずうしいんだよ! しかし目的地までえんえんと「バイミーバイミー、セルユーセルユー」を聞かされる羽目になり、人間ウソはいけないと思い知らされた一日でした。おわり。

はい!ためになりましたか? ついでにバラすと、最近店主嫁は頻繁にタイへ出張してまして、前回の仕入れ旅の帰国の際、その件を税関でつっこまれると、「タイに恋人がいるんですぅ♪」と答えたそうです。・・・娘が泣いてるぞ!


2003.5.8
コピー天国

今日はタイのコピー天国事情について話します。最初に言っておきますけど、今から話すことは、ぜーんぶ知人から聞いた話ですからね! 店主は一度もそういうものを買ったこともないし、そういう店に足を踏み入れたこともありませんので(笑)。
@ブランドコピー
時計、バッグ、財布、ありとあらゆるものがコピーされ、その辺の露店で売られてます。まあ、できはそんなによくはなく、遠目に見ればバレないかなって感じです。店主がいちばん笑ったコピー商品は、ヴィ○ンのモノグラム模様の車のシートカバーです。すげーかっこよかった(笑)。バンコクのパッポン通りを歩けば、「シャチョーサン!ロレックス、ニセモノ!」「ミルダケ!ミルダケタダネ!」などの日本語が飛び交い、この手のパチモノがいやっていうほど見られます。
APCソフト
ビル・ゲイツ大激怒のPCソフトのコピーは、そりゃ激怒するのも当然だわというくらいの氾濫ぶりです。基本的にデジタルものですから、コピーしても劣化はないし、正規品となんら変わらないですからねー(当然サポートは受けられません)。でも、日本円で10万以上もするフォト○ョップなどが、CD1枚300円で手に入るわけですから、ついフラフラと・・・・コホン、買ってしまう人もいるかもしれませんね!バンコクでその手のものが買えるところは、○ンティッププラザとか、○パーレックとかです、いえ、もとい、だそうです(笑)。中には、一枚のCDに高額ソフトがぎっしりつまった極悪CDなんてのもあって、こんなもの買っちゃダメですよ(笑)
B音楽CD
マドンナからタトゥー、邦盤なら、モーニング娘。まで、なんでもござれ。CDの容量が余ったからと言って、正規盤にはないボーナストラック(笑)までついているやつもあります。最近の流行はなんといってもMP3でしょう。音質の劣化なしに容量を圧縮できるこの技術を駆使して、CD1枚に100曲以上詰め込んだ超お買い得盤なんてのもあります、・・・いえ、あるそうです(笑)。ビートルズ全曲に、まだ余裕があるもんだから、レノンやマッカートニーのソロ曲までサービスしたビートルズ超大全集盤なんてのもあって、これも300円で手に入る・・・そうです(笑)
CDVD
基本的にタイで封切られたものなら、ハリウッドの大作ものから香港のカンフーものまで、1枚300円(こればっか(笑))で手に入り・・・るそうです。ご存じのように日本は封切りが遅いですから、まだ日本封切前に「ハリーポッター秘密の部屋」なんかが手に入ったらしいです。え?まだDVD日本発売前に「秘密の部屋」を曼谷雑貨店で見かけたって? お客さんそりゃなんかの見間違いでしょう(笑)。わたしゃそんなものには間違っても手を出していませんってば・・・(笑)。あ、リージョンはフリーらしいですよ(笑)
DゲームCD・DVD
プレ○テ、プ○ステ2、ゲー○キューブのコピーソフトがこれも1枚300円程度で手に入ります。日本語版をそのままコピーしたやつばっかりですので、日本人ならプレイにも支障なし!ただし、首尾良くこれらのパチソフトを持ち帰ったとしても、そのままではプレイできません。ハード側にも改造を施さなくては、「再生できません!」って文字がモニターに出てむなしくなります。え?それじゃなんにもならないじゃないかって? そうですねー、だからあきらめましょうね。え?改造ツールはゲットできないのかって? えーっと、パ○ティッププラザとか、サ○ーレックにあるとかないとか・・・、そんなことをちらっと小耳に挟んだことはあるような・・・(笑)。ちなみにゲー○ボーイ、ゲー○ボーイア○バンスのROMカートリッジなんかもあって、こちらは無改造でサクサク動いちゃう・・・らしいです(笑)。しかもひとつのROMに100個くらいゲームを詰め込んだ極悪100in1なんてROMカートリッジもあって・・・以下、ヤバイので省略(笑)。

これらのコピー商品は製造販売することはもちろん違法ですが、購入することも違法です。帰国の際、税関で見つかったら、即没収のうえ、係官の説教を食らう羽目になるので、みなさん、それこそ「ミルダケ!」にしましょうね(笑)
なお、店主に対するパチモノ情報についての問い合わせは、掲示板などではやめてくださいね(笑)。なんども言うように店主はなーんにも知りませんので・・・(笑)。ただ店頭での質問等に対しては、詳しい人から聞いた情報をお教えすることはできなくもない・・・かな?(笑)


2003.4.24(今回は大まじめ)
開店以来、曼谷雑貨店、なんとお客様に愛される店なんだろうと、実感している店主と店主嫁です。というのは、実は今日も雑誌の取材が二つも入って、訪れるお客様と取材対応の両方でてんてこまいでした。(いえ、現在進行形ですので 「てんてこまいです」って言ったほうがいいかな。まだ閉店前です。)その両方の雑誌取材、それからFM福岡の出演のきっかけもすべて、お客様の推薦だったそうです。なんて幸せな店だろう。どのお客様かわからないんですけど、ほんとうにほんとうにありがとうございます。そして、当店においでいただいたすべてのお客様にもお礼を申し上げたいと思います。
考えてみれば、開店して1ヶ月、ほとんど告知らしい告知をしてなかったんですが、看板だけでご来店いただいて、しかもリピーターが非常に多いという、うれしい状況が続いていました。新規でご来店いただいたお客様も「○○さんの紹介で・・・」なんていう方ばかりで、口コミの大切さをあらためて、実感しています。
曼谷雑貨店が無事、1ヶ月目を迎え、2回目の仕入れ品も好評で、お店もどうにか軌道に乗りそうなのも、すべてのお客様のおかげです(あ、泣けてきそう・・・)。ほんとうにありがとうございます! そして、これからも末永くよろしくお願いいたします!m(_ _)m


2003.4.11(今回はちょっとまじめに・・・)
「シティ情報ふくおか」「九州ウォーカー」の取材に続いて、こんどは「TNC」からの取材依頼。ありがたいことに、だんだんと曼谷雑貨店が認知されていきます。こうした中、お客様からよく聞かれることがあります。「バリやインドネシアの雑貨はないの?」「ベトナムの雑貨は扱わないの?」
うーん、お客様のご要望にはお応えしたいけど、正直に言って、今、インドネシアやベトナムに独自の仕入れルートがないんですよ。商品を置くことは簡単ですけど、それでは、インドネシアやベトナムに行けば、誰でも簡単に買えるものになってしまう。他のアジア雑貨店と同じ品揃えになってしまう。曼谷はあくまでオリジナルと、1点ものにこだわりたいんです。
残念ながら、いま、自信を持ってご提供できる商品は、いま、店頭に並んでいるものだけなんです。バリやインドネシア、ベトナムファンのみなさん、もう少しお待ち下さい。必ず、自身の足で探し出した新しい国のすてきなグッズを店頭に並べることをお約束します。


2003.4.7
タイで病気

アジアで猛威をふるうSARSがいつタイへ飛び火するかビクビクしている店主です。旅先で病気になるとほんとに不安になりますよね。今回はバンコクの病院についてお話しします。今年の3月中旬、仕入れに行った店主は今まで何度となく行ったタイではじめて病気になりました。寝られないほどの震えと高熱、そして熱帯のはずのバンコクで、絶え間なく襲ってくる寒け。「これはやばい。デング熱かマラリアか?」
ガタガタ震えながら夜を明かした翌朝、いちばんに病院に向かいました。駆け込んだ病院はスクンビットのバムルンラッド病院です。行き先を告げたタクシーが、しばらく走って停まった先は、どっかの高級ホテルです。「おい運ちゃん、冗談はやめろや。こっちは死にそうなんだ。はよ病院へ行ってくれ!」息も絶え絶えにそう言った店主に運ちゃんは当惑気味に言います。「ですからダンナ、ここがバムルンラッド病院でさ。」 そうです、超高級ホテルと思ったのは豪華で名高いバムルンラッド病院だったのでした。
エントランスには、ドアボーイ。豪華なロビーには、オリエンタルホテル並みの調度品。土産物店、スターバックス、マクドナルド、受付の横には、高級で名を馳せるマンダラ・スパの受付。ふらつく足でロビーを見渡した店主はここがまだ病院だとは信じられません。受付に行って、診てほしい旨を告げると、リージェントのレセプションにいそうなスーツのお姉ちゃんが「日本人ですかあ?」(英語)とさわやかに聞いてきます。頷くと、「では、2階の5番カウンターへどうぞぉ」。ワールドトレードセンターのようなエスカレーターを登るとそこは今度は外資系企業のおしゃれなフロアーのようです。ちらほらと見えるナースの姿で、ここは病院なんだと気づくくらいです。よろよろと5番カウンターにたどり着くと、スーツにネクタイのヤンエグ兄ちゃんが流ちょうな日本語で、「いらっしゃいませえ!日本の方ですね!こちらへどうぞっ」。なんかめまいが激しくなりそうです。言われるままに書類に記入し、保険の確認を済ませると、「はい、おまたせしましたぁ、2番診察室へどうぞー」。またフラフラと2番診察室へ向かいます。
診察室には大阪弁のタイ人女医さんがいました。名前はジュン先生です。「どないしはりました?」。思わず、ここはどこやねん!とつっこみたくなりましたが、昨晩からの症状を話し、診察を一通り受けます。診察が終わるとジュン先生はおもむろに言いました。「カゼやね。」・・・。 
「薬出しとくさかいに。あ、そや、昨日なんか薬飲みました?」 こんなこともあろうかと持ってきていた、昨日市内の薬屋で買ったカゼ薬を取り出して見せました。
「あの、これ買って飲んだんですけど、全然効かないんですよ。」
「どれどれ、・・・あんたこれ、下痢止めや・・・。」
「え?でも薬屋にはちゃんとカゼなんだって言いましたよ」
「あかんあかん、タイの薬屋はいいかげんやさかいな。」・・・おいおい・・・。
そういうわけでジュン先生の出してくれた抗生物質を飲んだら、店主のカゼも一発で直りました(笑)。
しかし、驚いたのは病院の会計時です。会計書を見ると、たくさんの薬と診察代、合わせて日本円で12,000円くらいの額がそこには書かれていました。保険に入っていてホントによかった・・・。みなさん、転ばぬ先の杖、海外に行くときは、保険はやっぱり掛けといた方がいいですよ。


2003.3.29
クーデター
イラクの戦争が激化してますね。内戦や紛争といった、いわゆる武力による地域間、国家間のケンカは、やってる当事者はいいとして巻き込まれる一般市民はえらい迷惑な話です。でも、平和な日本にいるとそのことが肌で感じられず、いまひとつ実感がわかないことも事実です。
タイはけっこうクーデターや軍部による政変などが頻繁に行われる国で、実は店主も1991年にバンコクでクーデターに出くわしました。その日は朝からCNNなどでクーデターが勃発したニュースをホテルのTVで見ていたのですが、窓から見えるバンコクの下町は、いつもとかわらず、のんびりしたものでした。「まじでクーデターやってんのか?」とホテルのフロントで聞くと、緊張感のない顔で「イエス」と頷きます。まるでおおがかりなドッキリカメラの標的にされた気分で、市内に出かけました。出かける際に再びフロントで、「出かけても大丈夫だろうか?」と尋ねると、「メイビー(たぶん・・・)」というマイペンライな返事。連れの顔が引きつったのを覚えてます(笑)。
その日の深夜の便で帰国する予定だった私たちは、とりあえず、買い忘れたお土産を買いにマーブンクロン(MBK)ショッピングセンターへ出かけました。サイアム地区はいつもと変わらない賑わいで、トゥクトゥクの兄ちゃんは相変わらず、いかがわしいところへ誘ってくるし、路上の屋台もいつも通りだし、で、怖いもの見たさの我々は、荷物をまとめて空港へ向かう前に、王宮近辺に行ってみようということになりました。
王宮のあたりも観光客やインチキガイドが多数いて、いつも通りの様相でしたが、所々に軍のジープなどが停まっていて、銃を持った軍人がちらほら見かけられました。ほんとにクーデターやってんのかねー、的な気分で、ロイヤルパレスホテルの近辺まで歩いてトイレに行きたくなった店主は、そのホテルのトイレに向かいました。するとそこは・・・。外とは一変した雰囲気です。ロビーに入るなり、銃を持った兵隊さんが尋問です。泊まり客か?何しにきた?どこの国の人間だ? 半分チビリそうになりながらも店主は答えました。「おしっこしにきました。トイレどこですか?」
あとでわかったことですが、ロイヤルパレスホテルはクーデター部隊が仮の司令所として接収していたとのことです。トイレどこですかって聞かれた兵隊さんは爆笑しそうになるのを必死で押さえるあまり、顔を歪め、肩で息をしていたのを今でも覚えています。
這々の体で逃げ帰って空港へ向かった我々が日本に向けて、ドンムアン空港を飛び立った頃、市内に戒厳令が布かれたのを後で知りました。


2003.3.25
店主挨拶

どうも、曼谷店主です。旅好き、アジア好きが高じて、お店とHPを開いてしまいました。
お店を開くに当たって、お世話になった方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
HP自体まだ未完成ですが、マターリと完成を目指していきますので、どうか飽きずにちょこちょこのぞいてください。
さて、「曼谷通信」(まんたにって呼ばないでね。変換の時はそう打ってるけど)。
主に仕入れの際、タイやアジア近辺で出会った変だけど愛すべき人々、面白い現象、お店にきたお客さんのことなど書いていきます。
第一回目は・・・あの、ちょっと忙しいので、(おい!) 他のHPに投稿したおもしろ文を紹介してお茶を濁します(笑)
バンコク在住のライター皿井さんがやってるHPでメイドインタイランドってとこがあります。
ここにエロジェスチャーが招く裏VCDワールドってタイトルで曼谷店主が投稿した文が載っとります。
まあ、これを読めば、どんな趣旨でこのページをすすめていくかは、大体わかってもらえると思います(笑)

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